Vision
人間と自然との循環を通じて人と人の絆も育み、地域の幸せにつなぐ。
「善なる行いの循環」で地域の幸せをつくっていく
私たちは、椿の栽培や良質な椿油づくりを通じて自然の価値を多くの人に伝えていく活動を展開しています。
本来自然が持っている価値を引き出すことで自然の価値を再認識し、自然を大切にしていくきっかけをつくりたいと考えています。
人々が自然を大切にし、自然と人との循環を築いていくなかで、人と人が繋がりあい、それが地域の幸せを作っていくことを願っています。
椿レボリューションが目指す社会
地球環境は激変しており、環境変化は地球規模での災害をもたらしています。そのため、環境への関心はこれからますます高まっていきます。また、高齢化が進むことで、お互いがお互いを支える社会の実現も課題となります。また、ICT(情報通信技術)の普及は、SNSやブログを介して「本物」に関する口コミ情報の伝搬に貢献します。たとえ、少数派でも、意識の高い人のアンテナに触れたことが、それに反応する人たちを通して口コミで広がっていく…、そんな形でシェアを少しずつ増やしていくことで広がる人と人のつながりが、これからの社会を支えていくと考えます。
仕事のあり方としては、関わった人みんなが得をするような、“共生社会に貢献する仕事”が継続性・持続性のある仕事と考えられます。そこでは自らが考え、自発的に行動し、成長できる環境を整えることが求められます。そうすることで関わる全ての人がやりがいを持って働けるようになり、より良いサービスを生み出し、ひいては地域全体の幸せにつながる「善なる行いの循環」を起こす力につながるからです。
仕事のあり方としては、関わった人みんなが得をするような、“共生社会に貢献する仕事”が継続性・持続性のある仕事と考えられます。そこでは自らが考え、自発的に行動し、成長できる環境を整えることが求められます。そうすることで関わる全ての人がやりがいを持って働けるようになり、より良いサービスを生み出し、ひいては地域全体の幸せにつながる「善なる行いの循環」を起こす力につながるからです。
椿の杜に込めた想い
私たちの活動のベースとなっているのが「椿の森を育てる」という取り組みです。なぜ、椿の森をつくり、椿油を6次産業化していくことが、森の再生につながるのか。それは、現在では人々が入らなくなった森に経済的なメリットを生み出し、再び森に人の手が加えられることによって持続可能なかたちで自然体系を保つことに結び付くためです。例えば現在では森林がCO2を吸収する資源とみなされ、植林なども行われていますが、CO2を削減するためだけに一体どれだけの人が山に入ろうと思うでしょうか。椿を植えれば、CO2の吸収源として活用できるだけではなく、必ず種をとることができるので、これはある意味で貯金をしているようなものです。椿を1本植えれば、20年後には種がとれて、ただの森が油田へと生まれ変わります。椿づくりを通して森の価値を再認識し、人と自然の循環を作ることを目指しています。
人と自然、人と人との関係性を築く
もともと自然は人間が創り出したものではなく、何十億年もかけてできたもの。その価値を分かってもらうためには、椿油をつくるところから関わってもらう必要があります。椿はどのように育っているのか。椿油はどうやってつくられるのか。椿の種や花びらを収穫し、そこから油を搾り、同時に使い方も勉強してもらうなど、セラピストの方につくるところから体験していただくと、椿油の活用のされ方が変わってくるのです。ただ椿油を売るのではなく、いろいろな関係性をつくることを大事にしています。
ものは、加工し、つくっていくところで付加価値が生まれます。椿油でも、それをやることで、どこにでもあるような油ではない最高の油をつくることができると考えています。
ものは、加工し、つくっていくところで付加価値が生まれます。椿油でも、それをやることで、どこにでもあるような油ではない最高の油をつくることができると考えています。